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管理人

ネットワークの冗長化としてマルチホーミング設定を導入

更新日:2023年7月9日

弊社動画スタジオは動画スタジオとしては珍しくネットワーク回線にマルチホーミング設定を導入しています。




冗長化対策の1つとして、fortigate 60Fという機器にてマルチホーミング化を行っており、マルチホーミング化は下記のメリットがあります。


 ・複数経路に負荷分散 (通信速度向上)  ・回線がダウンした場合の経路の自動切り替え (可用性の向上)

   ※通信5秒が止まった場合、自動的にサブ回線に切替



マルチホーミング化のメリットを理解する為に下記①~③で通信障害が発生した場合を見ていきましょう。


①1回線のみ、②2回線、③2回線&マルチホーミング化


①1回線のみ

通信障害が発生した場合、回線が復旧するまで待機しかありません。


②2回線

通信障害発生時には手動でLANケーブルをONUに接続する等、サブ回線への切替を実施する必要があります。

また障害発生後切替を行っている為、復旧までにある程度時間が掛かるので、サービス(アプリ)によってはアプリを再起動する必要もあります。


③2回線&マルチホーミング化

通信障害が発生した場合、自動的に回線切替が行われるので、特に作業の必要もありません。


弊社動画スタジオはNuro回線(メイン)とフレッツ回線(サブ)でマルチホーミング化を設定していますので、Nuro回線(メイン)からフレッツ回線(サブ)に自動的に切り替わります。

これによりZoom・YouTubeなどのライブ配信時に回線障害が発生したとしても、自動的に切替が行われ、配信品質の維持が可能になっております。






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